先週の週末に、沖縄県の石垣島で行われた、「カーボンオフセットモニターツアー」に参加してきました。
カーボンオフセットとは、地球温暖化の原因とされている、日頃の社会生活や経済活動で発生させた二酸化炭素を、別の形で吸収させ、結果的に発生量をプラスマイナス0にする、というものです。
今回参加したツアーは、石垣までの飛行機が出した二酸化炭素と、ツアーの移動に利用したバスが発生させた二酸化炭素を打ち消すために、ツアーの中で、フクギの種と苗木を植樹する、というもの。
まずツアーでは、石垣の自然名所を巡ったり、ネバル御嶽という森の中を探検(?)したりします。
ツアーの移動に使うバスは、燃費をあげるために、冷房は切られています。
#11月でも沖縄は、本州の夏並みに暑く、当日も30度を超してましたので、結構辛かったです…。
その後、いよいよオフセットのための、植樹です。
種はこんな感じ。
こういうところに、
こんな感じで、苗木と種を植えていきます。
植樹完了。
植樹の後、農業試験場に移動して、そこで実際に育ったフクギの並木を見せてもらいました。
こうなるまでには、10年以上はかかるとのこと。
育ったフクギが、今回発生させた二酸化炭素を吸収するには、全部植えた種が芽を出すとして2年半かかるようですし、そもそもオフセットすればいいというわけでもないので、このツアーに関しても、賛否両論色々な考え方があるとは思います。
ただ、個人的には二酸化炭素のオフセットということ以上に、環境問題について考えるいい機会になりました。
サーバーホスティング業界は、24時間動いているサーバーを利用するわけで、決して環境に優しいビジネスではないですし、私自身、車関係の趣味をもっているので、これも地球には優しくありません。
ただ、そういったビジネス、趣味の範囲の中でも、出来ることがあるのではないかな、と感じました。
今回はモニターツアーということで、これから実際に商品化を検討する形となるようですが、是非周りにもお勧めしていきたいです。
今回のツアーのことが、参加翌日の地元の新聞の1面に取り上げられましたので、そちらもご覧下さい。
→ 八重山毎日新聞:植樹で二酸化炭素を吸収 プロジェクトツアー客ら35人参加
→ 八重山日報:石垣初「カーボンオフセットツアー」実施-観光客25人がフクギを植樹
おまけ。
ツアー内の、昼食。
ゴーヤカンパニーさんにて、ゴーヤソバをいただきました。
一般的なソーキソバとはまた違った食感で、美味しかったです。