今日は、駒沢学園で開催された、「レゴブロック 宇宙エレベーター クライマーレース」
を見学してきました。
宇宙エレベーターというのは、スペースシャトルに変わる宇宙への移動手段として
期待されている乗り物です。
技術や建造コストの面での課題もまだまだ多いようなのですが、もし実現すれば、
何ヶ月も訓練が必要なスペースシャトルと違って、時速200km強で移動するので、
一般人でも簡単に移動できる、運搬コストが(スペースシャトルと比較すると)安くなる、
といった特徴があります。
わかりやすい説明はこちら
→ 宇宙エレベーター協会:初めての方へ──宇宙エレベーター早わかり
今日見学してきたのは、レゴブロック(動力付き)とベルトを使って
宇宙エレベーターの動きを再現して、天井まで一番速く到達するのを競う
競技でした。
(速さだけでなく、重さや、デザイン性などもポイント加算され順位が決まります)
参加者は小中学生を中心としたチームだったんですが
子供たちに宇宙エレベーターの概念に興味をもってもらいたい、
という主催者の想いもあるようです。
レゴブロックで出来た「宇宙エレベーター」の1つを写真に撮らせてもらいました。
知らなかったんですが、最近のレゴってすごく進化してるんですね。
今日はその機能は使ってないようなんですが、
モーターやセンサーのプログラミングとかも出来て、自由に動かせるようです。
すごい。
競技はこういう形で、ベルトにエレベーターをセットして
スタートの合図と共に、エレベーターがベルトを上っていきます。
ちょっと見づらいですが、上っていくところです。
一番上がゴール。
ベルトのねじれの関係などで、一定の速度で上がれないなど
色々と難しいようで、普通に「レース」として見ても面白かったです。
宇宙エレベーター、まだまだ先の話のように思ってたんですが
こうやって多くの子供達が、真剣に取り組んでいるのを見ると
宇宙に誰でも行ける日は、そう遠くないのかもしれないです。