本日発表された「セキュア・ジャパン2006」
Winny対策ソフトという報道もありましたが、要するに官で使う為の専用の国産セキュアOS、というところでしょうか。
まだ全体像が見えてないのですが、どういう風にプロジェクトを進めていくのかは、個人的には興味深いです。
@IT:政府が開発するセキュアOS環境とは?
http://www.atmarkit.co.jp/news/200604/29/secure.html
先週月曜日に、当社レンタルサーバーご利用のお客様のメールが大きく遅延するという事故がありました。
直接の原因は大量の迷惑メールを受けたためなのですが、当社側でも危機管理という面で完璧でなく、復旧に手間取ってしまったのも事実です。
ご迷惑をおかけしましたお客様に深くお詫び申し上げます。
社内の手順の見直し、監視体制の強化を最優先で実施しまして、現状は同じような事は二度と起こさない体制となっております。
引き続きスタッフ一同気を引き締めて、お客様のサーバー運用に当たらせていただきます。
また、迷惑メール対策に関する新しいサービスも開発中です!
Flashベースのウェブ会議システムを展開されているブイキューブさんが、新サービスの公開負荷テストを実施されます。
抽選で42型のVIERAがあたるというプレゼント付です。
負荷テストというと、専門のソフトを使ってシミュレーションする方法をまずは思ってしまうのですが、世の中のユーザーで本当に一斉にアクセスしてもらう、というのは、面白い方法ですね。
先週末に選挙管理委員会からメールが来てるとお伝えした京都府知事選ですが、残念ながら投票率は過去最低だったようです。
なぜ投票率が低いのか、という話は専門家の方にお任せして、
個人的に投票率については、ネット経由で、PCや携帯や、家庭のテレビから投票できる時代がくると、かなり高い投票率になるとは思うんですが、恐らくまず問題とされるだろう本人認証の技術的な方法の確立や、法律の整備がまずされないと、実現は遠そうですね。
遅ればせながら、話題の梅田望夫さんの「ウェブ進化論」を読みました。
興奮しながら一気に読み終えた本は久しぶりです。
この興奮は何だろうなぁと思ったんですが、大学に入って初めて「インターネット」という世界に触れた10年前に近い興奮なんですね。
なにやらとんでも無い世界になるな、と。
誰でも情報発信ができ、その情報を誰もがいつでも得られる、そういう世界です。
その興奮の延長で、会社を作り、今はレンタルサーバーやECサイト構築ASP、ウェブサイトの制作という形で「誰もが情報発信が出来る」ということの一つのお手伝いをさせていただいているわけですが、「これからの10年がどうなっていくか」ということについて、自分の中でもやもやしていた事を、的確に整理いただけている本だと思います。
インターネット(≒ウェブ)が一部の技術者のものではなくなった今からが、本当の変革の始まりであるということは、恐らくほとんどの方が気づいているとは思うのですが、それが具体的にどういうことなのか、一つの方向性としてのビジョンが描かれています。
そのビジョン自体は賛否両論ありますが、私自身は非常に共感できるビジョンです。
そこに広がる新しい世界で、自分達は何ができるだろうという、ワクワク感、そして新しいことに挑戦することに対しての勇気を与えていただける本です。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる 梅田 望夫 筑摩書房 2006-02-07 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
4/9は京都府知事選なのですが、本日「京都府選管からの大切なお知らせです。」
という件名のメールが届きました。
選管に私のメールアドレスがばれているわけではもちろん無く、メールの差出人はgoo。
いわゆる京都府在住のユーザーに送付されたオプトインメールのようです。
関東ではひょっとしたら当たり前のように行われてるのかもしれませんが、ちょっとびっくり。
面白い試みです。
以下京都新聞電子版より。
> 京都府知事選の投票日を2日後に控えた7日、府選挙管理委員会は、府内の有権者3万5700人にメールで投票を呼び掛けた。投票率が低い傾向にある20代、30代に狙いを絞った初めての作戦。「1人でも多く投票して」と、投票率アップに最後の追い込みをかけた。
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> 投票を呼び掛けるメールは情報サイト「goo」に登録し、同サイトからの情報提供に同意している府内在住の20歳から39歳までの有権者が対象。同日正午から送信した。1件あたりの経費は10円。登録者の多さと予算の兼ね合いで情報サイトを選んだという。
> メールを受け取るのは、有権者210万5991人(3月22日現在)の約1・7%しかいないが、府選管は「直接、有権者へお知らせできるのが魅力」と、効果に期待している。